コラム

2025-12-04 09:39:00

人生には“余白”が必要だ―福岡で叶える、心にゆとりが生まれる住まい選び

 

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仕事に追われ、スマホに追われ、日々の様々なタスクに追われる毎日。

そんな “追われる暮らし” を続けていると、ふとした瞬間に気づくことがあります。

 

「あれ、自分の時間ってどこに行ったんだろう?」

 

私は福岡を拠点に不動産エージェントとして住まい探しのご相談をいろいろ受けてきましたが、最終的に満足度の高い住まい選びをされた方に共通しているのは、「人生に余白を生む住まい」を選んでいること。

 

ここで言う“余白”とは、ただ広い家や豪華な設備や仕様のことではありません。

「心の深呼吸」できる場所、というか、自分に戻ることができる時間、暮らしの選択に自由度があること、ではないかと思います。

この余白をどれだけ作れるかが、住まい選びの質を左右しているのではと感じています。

 

■ 福岡市内・近郊で叶う「余白のある暮らし」とは?

福岡市はコンパクトシティでありながら、海・山そして公園など自然と都市のバランスが絶妙な街。住まいの選び方次第で、生活の質は驚くほど変わります。私も福岡市内で5回引っ越ししましたが、中央区今川(単身、社会人デビュー)→中央区清川(結婚、仕事バリバリ)→中央区警固(DINKs、高エンゲル係数生活)→西区小戸(海のそば+子ども誕生+家族)→西区愛宕浜(海近+子育て+趣味)と、その時々で住まいに求める「価値=余白」も変わってきました。つまり、住まいの場所は生活の充実に大いに関係があるということです。

では、福岡市及び近郊のどのエリアでどんな「余白」が生まれるのでしょうか。

(以下、個人的な見解ではあります)

 

都心近くでも“移動の余白”を生みやすい

中央区や博多区などの都心部であっても、天神や博多駅へのアクセスが良いエリア(薬院・平尾・赤坂・大濠・大手門・渡辺通・美野島など)は通勤時間を短縮しやすく、その分“自分の時間”を増やせます。

例えば、移動時間を10分短縮できるとすると、1ヶ月で約300分=5時間の余白。実はこれが大きいのです。

 

② 「海や緑に近い」という精神的な余白

西区愛宕浜のマリナタウン、東区の香椎照葉、早良区の百道エリアなどは、

“自然に近い日常”が手に入りやすい立地。

海に沈む夕日を見る、緑の中を散歩する、朝に軽く運動する。

こういう日々の小さな体験(しかしとても大事)は、住んで生活が変わらないと実現できません。

 

近郊なら“ライフスタイルの自由度”が広がる

春日市・大野城市・筑紫野市・糸島市など福岡近郊は、都市部よりもゆとりある間取りや環境が手に入りやすい。

「週末は家族でゆっくりしたい」

「趣味の部屋が欲しい」

「書斎をつくりたい」

「子どもが走り回っても安心な環境が欲しい」

そんな“暮らしの余白”を形にしやすいのが近郊エリアの魅力です。

 

■ 余白を失わせる住まいvs 余白を生む住まい

△余白を失わせる住まいの特徴

・ギリギリの通勤時間で毎朝慌ただしい

・周辺環境が騒がしく、休日も家で休まらない

・収納や間取りが狭く、毎日片付けに追われる

・想定よりローンが重く、精神的な負担が大きい

これらは、日々少しずつ心を削ります。

 

◎ 余白を生む住まいの特徴

・朝の時間に余裕があり、焦りが減る

・家の周りが落ち着いていて、心が整う

・適度に広い収納・間取りで暮らしがシンプルに

・無理のないローンで、将来への安心がある

家は“スペック”ではなく、“暮らしの質”をつくる場所という発想で選ぶ。

ここを基準にすると、後悔が少ない住まいの選択ができるのではないでしょうか。

 

■ 「余白のある住まい」は人生の選択肢を広げる

また、余白があると、こんな変化が起きます。

・趣味を楽しむ時間が生まれる

・家族との関係が穏やかになる

・子どもと向き合う余裕が生まれる

・副業や資格取得など将来への準備ができる

・心に余裕ができ、判断が冷静になる

つまり、“余白のある住まい”は人生を前向きに動かす装置のようなもの。

 

■ 不動産エージェントとしての結論

住まい選びは「余白をどうつくるか」が本質。

福岡市内・近郊は、エリアによって作れる余白の種類が大きく変わります。

・都心で「時間の余白」を増やす

・海や山、緑に近い場所で「精神的な余白」を確保する

・近郊で「ライフスタイルの余白」を広げる

どれがあなたにとって最も価値のある余白なのでしょうか。

それを一緒に整理して叶えるお手伝いするのが、私たちエージェントの役割です。

 

 ■ 最後に

家は“人生の土台”です。

忙しい時代だからこそ、住まいが心の拠り所になります。

だから、「人生には、余白が必要だ」と思うのです。

そしてその余白は、住まい選びでつくれると考えます。

お忙しい方はオンライン相談も対応していますので、

「自分にとっての余白ってなんだろうか?」という段階からでもぜひお気軽にご相談ください。

https://fukuokarealestateagent.com/contact