コラム
地価上昇を続ける福岡市の住宅市況はどうなるの?
2025年3月18日、国土交通省より公示地価が発表され、福岡市の地価動向が明らかになりました。福岡市全体の住宅地の地価上昇率は9.0%で、全国の県庁所在地の中で最も高い上昇率となっています。
特に注目すべきは、福岡市東区箱崎地区です。この地域は、2024年4月に九州大学跡地の再開発事業者が決定し、計画の概要が明らかになったことなどから、住宅地・商業地ともに県内トップの上昇率を記録しました。箱崎の調査地点では、前年から19.3%の地価上昇が見られ、全国でも9番目の高さとなっているそうです。
一方、福岡県全体の地価上昇率は5.5%で、11年連続の上昇を示していますが、上昇幅はこれまでに比べ縮小しています。これは、地価の上限に近づき、これ以上高くなると購入者が減少する可能性があるためとされています。
また、福岡市内では、富裕層向けの高額マンションが好調な一方、一般向けのマンションの売れ行きが鈍化するなど、二極化の動きが見られます。特に、福岡市中央区大手門に建設中の27階建てタワーマンションでは、最も高い部屋が6億円を超える価格設定となっています。
さらに、福岡市東区の新築マンションの相場は、アイランドシティの「香椎照葉」で3LDK(90㎡)6,880万円、開発が進んだ「千早」で3LDK(68㎡)5,590万円、新宮町に近い「和白」で3LDK(89㎡)5,990万円となっています。
このように、福岡市の地価は全体として高い上昇率を示していますが、地域や物件の特性によって動向が異なり、今後も変化がありそうですので注視が必要です。
さてここからは、2025年の公示地価の発表を踏まえ、福岡市の新築マンション・新築戸建および中古マンション・中古戸建の市場動向がどうなるかについて公開データをもとに予測してみます。
1. 新築マンションの市況予測
① 価格上昇は続くが、販売ペースは鈍化
地価の上昇(住宅地9.0%上昇)が続いているため、新築マンション価格も引き続き上昇すると見込まれます。しかし、 一般向けのマンション価格が高騰しすぎて購入者離れが進む可能性があり、現状でもその傾向は出ているようです。富裕層向け高額マンションは好調で、今後もハイエンド市場は活発に推移するでしょう。
② 供給数の減少
建設コストの上昇(人件費・資材費)が続くため、デベロッパーは採算の取れる物件に絞り込んで供給せざるを得なくなり、その結果、 新築マンションの供給数が減少し、「買いたくても買えない」状況が生まれる可能性があります。
③ 立地による価格格差の拡大
天神・博多・大濠・百道などの人気エリアは高値維持するでしょう。また、箱崎や東区の開発エリアは今後も値上がりが続く可能性が大きいでしょう。
2. 新築戸建の市況予測
① 福岡市中心部では厳しい
地価が上昇しているため、 中心部での新築戸建の供給はますます困難になります。郊外エリア(糸島・新宮・春日・那珂川など)に需要がシフトしていくでしょう。
② 用地取得の難しさ
土地の仕入れが難しくなり、建売戸建の価格は上昇しています。ハウスメーカーも価格高騰による販売苦戦が現実となっており、今後ますますその傾向は強まると懸念されます。
3. 中古マンションの市況予測
① 価格上昇の波が続く
新築マンションの価格高騰が続くため、中古マンションの需要が増加し始めています。特に、築10~20年程度の「比較的新しい中古マンション」の人気が続くでしょう。また、築30年以上のいわゆる築古物件はメンテナンスコストの懸念から価格が横ばい、もしくはエリアによっては下落の可能性があります。
② 売り物件の不足
新築の供給が減少するため、中古市場に流通する物件数も減ってくると思われます。そのため、 築浅の人気物件はさらに高値で取引される可能性があります。「中古でも良いから買いたい」という層が増えるため、 価格交渉の余地が少なくなるのではと予測されます。
4. 中古戸建の市況予測
① 立地によって二極化
福岡市中心部の戸建は希少価値が高く、価格維持または上昇するでしょう。ただし、築年数が古い物件は リフォームやリノベーション費用がかかるため、需要が限定的と思われます。また、郊外では人口減少の影響で売却が難しくなる可能性もあります。
② リノベーション需要の拡大
新築戸建の価格が上がりすぎた結果、中古戸建をリノベーションして住む動きが増えるでしょう。リフォーム済みの中古戸建が人気になり、築古物件でも適正価格なら売れる市場が形成されると予測されます。
5. 総括
新築マンション・戸建の価格は引き続き上昇。
新築マンションは高額化しすぎて一般層の購入がより困難になるのではと予測されます。中古マンションの人気が続きますが、築年数やエリアによって価格差が生じるでしょう。中古戸建はリノベーション需要が拡大しそうです。全体的に「買いたくても買えない」状況が増え、市場の二極化が進む可能性が高くなるでしょう。
結論
2025年以降、福岡市の不動産市場は 「価格上昇が続き、買える人と買えない人の格差が拡大する」 という流れになると考えられます。特に、高価格帯のマンションや戸建は順調に推移すると思われますが、中間層が手の届く物件が減少するため、福岡市内の住宅取得がますます困難になる可能性があります。今後の経済動向(金融政策・金利の変化)や、都市開発の進展が市場に与える影響にも注視し最新情報をチェックしながら、マイホーム購入予算や買い時(売却や住み替え時期も)を慎重に検討する必要があるでしょう。
※福岡県および福岡市の地価公示に関する最新情報(新聞・テレビ報道等)を参考にさせていただきました。
リフォームその後「白いクロスのギャラリー化作戦」
昨年夏、自宅マンション(築30年)をリフォームして半年経った。リフォーム完了後、少しづつキャビネットやリビングチェアなどの家具を買い足し、リビングや寝室でも音楽が聴けるようオーディオ機器も新調したりした。
もうひとつやりたかったのは、真っ白いクロスをギャラリーに見立てて、お気に入りの「絵」を飾ること。高価な絵画は一切なく、海外の旅先のおみやげ物屋さんなどで買い求めたチープなものだ。
廊下やダイニングの壁には、バリの細密画、ハワイの地元アーティストのプリント絵、ジャマイカの露店の水彩画等々。これらはリフォーム前にも飾っていたものが、たまに立ち止まって眺めてみると、当時の情景が蘇ってくる。我ながらいい買い物をしたと思う。
そしてリビングのキャビネットの上に飾っているのが、昨年冬購入したデビッド・ホックニーのキャンバスフレームのポスター。これは、家人が好きなアーティストで、プールに人が飛びこんだ瞬間を描いたもの。一見明るい色調だが、微妙に違和感があるという不思議なポスターだ。夜、スタンド照明に照らし出された「プールの絵」を見ながらjazzを流しハイボールを啜っている時間が、とろけるように心地いい。これも、リフォームの効果か。
一応、我が家のなんちゃって「アートギャラリー化」は一段落したが、今度は建具が気になってきて、「無垢材化」を狙っている。家人にはまだ言ってないが。。
リノベーション前提での中古マンションの探し方アレコレ
このところの新築マンションの高騰で、予算内で住みたいエリアに新築マンションが見つからない、というケースが増えているようです。
購入をあきらめて賃貸に住み続けるか迷っている方も多いはず。そこで不動産エージェントからの提案です。リノベーションを前提にして中古マンションを探す、という選択肢はいかがでしょうか。
このコラムで以前にも取り上げましたが、少し築古の中古マンションなら、リノベーションの予算を上乗せしたとしても手頃な価格の物件が流通しています。それも新築分譲マンションが建つ余白のないような稀少な立地の場合も多いのです。
そこで今回は、筆者の自宅マンションリノベーションの経験をもとに、リノベーション向きの中古マンションの探し方やリノベーションで成功するポイント等をチェックしていきます。
まずは、リノベーションを前提とした中古マンションの購入でチェックする7つのポイントについてです。
1. 管理状況はどうか(近隣トラブル等はないか)確認する
例えば、エントランスホールに騒音トラブルやたばこのポイ捨て、共有部分の使用についての注意などの貼り紙があったりする場合は、一部の居住者のマナーが悪い可能性があります。
また、ゴミ収集所にルールを無視した廃棄物が捨てられているといった状況が確認できれば、建物全体の管理状況を判断することもできます。
このような管理状況については、仲介する不動産会社に確認するとともに、内見時に自分でもチェックしておきましょう。
2.建物が新耐震基準を満たしているか
マンションのリノベーションはあくまでも専有部分(自分の部屋)のみが対象となるため、個人で建物全体をリノベーションして耐震性を高めることはできません。建物の耐震性は物件選びの際必ず確認しておく必要があります。
マンションの耐震基準は、1981年の6月1日を境に大きく変化しています。それまでの「旧耐震基準」は、現行の「新耐震基準」と比べて震度の想定が低めに設定されているため、物件によっては耐震性に不安があるものもあります。
そのため、基本的にまず新耐震基準の物件を選ぶのが無難といえるでしょう。どうしても旧耐震基準(築40年以上経過した)の物件が気に入って購入しようとするのであれば、耐震補強などが適切に行われているかをチェックしましょう。
物件によっては、専門家による耐震診断が行われているケースもあるので、その内容も仲介会社に確認しておくと安心です。
3.共有設備が老朽化していないか
建物の耐震性が個人でリノベーションできないのと同じように、共用部分の設備や配管などは自分で修繕することはできません。これらの共有部分は、マンション全体で行う「大規模修繕工事」によって改修されるので、購入前には施工履歴を確かめておくことが大切です。
リノベーションを前提とした中古マンション選びでは、特に「変えられない部分」を必ずチェックするようにしましょう。
4.長期修繕計画はあるか、過去に適切に実施されたか
マンションは管理状態や修繕の実施の有無によって、寿命が大きく変わります。マンションの修繕計画は、仲介する不動産会社を通して購入前に入手できるので、あらかじめ大規模修繕の履歴や実施計画、修繕積立金の積み立て状況(滞納など)などを調べておくといいでしょう。
5.管理費や修繕積立金の月額費用も忘れずに
中古マンションの購入後には、新築購入と同じように毎月の管理費や修繕積立金が発生します。修繕積立金は共用部分に関する費用であるため、専有部分である自室のリノベーションを行ってリニューアルしたとしても、必ず支払わなければなりません。
特に築年数が経過している物件の場合、修繕積立金が高くなる傾向にあるので、あらかじめ調べておき、住宅ローンに加えて毎月のトータルの支払額を把握しておきましょう。
6.管理規約によるリノベーションの範囲はどこまで可能か
マンションでのリノベーションは、「管理規約」に沿って行うことが前提となります。
物件によっては「張り替える床材に制限がある」「内装に使ってはいけない素材がある」「設備の移動は認められない」など、リノベーションに関する禁止事項が定められていることも多いので注意しましょう。
また、前述しましたがリノベーションが認められるのは専有部分のみです。バルコニーや窓、玄関ドアは共用部分であるため、個人ではリノベーションができないことを前提に考えておいてください。
7.物件+リノベーション費用の準備について
リノベーションを前提に中古マンションを探すのであれば、「マンションの購入費用」と「リノベーション費用」の2つの費用を準備する必要があります。この場合、マンションの購入費用は住宅ローンで、リノベーション費用はリフォームローンで用意しようと考える人も多いでしょう。ただし「リフォームローン」は、住宅ローンと比べて返済期間が短く金利も高い傾向にあります。
そこで、検討したいのが「住宅ローン」です。リフォーム費用も中古物件の購入代金と一緒に「住宅ローン」で借りる方法です。この時の住宅ローンの返済は、リフォーム工事期間は金利の支払いだけで元金の返済は待ってもらうことも可能な金融機関もあるので、あらかじめそうした商品を探すようにしてみてください。
※購入する物件の築年数によっては、住宅ローンを借りられる限度額や期間が制限されることもあります。
以上のように、思い通りのリノベーションで理想のマンションライフを実現するためには、専有部分だけでなく、管理状況や管理規約、構造、長期修繕計画、また資金計画等も事前に確認しておく必要があります。まずは基本的な禁止事項をチェックするとともに、配管、設備、電気配線などを動かせるかも必ず調べておきましょう。
プロでなければ確認することが難しい箇所もあるため、リノベーションプランを含めて相談できる不動産会社・リフォーム会社などに物件探しから手伝ってもらうのもひとつの方法です。
まとめ
どんな中古マンションがリノベーションに向いているか見極めるのは、正直なかなか大変です。後悔しない理想的な住まいを手に入れるためには、「物件選び」と「リノベーション」についての情報収集と知識を深めておく「充電期間」が必要だと思います。
まずは書籍や雑誌、ポータルサイトやリフォーム会社や不動産会社のサイトをチェックして、どんな物件があるのか、叶えたいリノベーションのイメージ、予算感などをざっくり自分で把握し、家族で共有しておくことをおすすめします。
◎追記
物件選びを行う際には、「リノベーション済みの中古マンション」も視野に入れてみてはいかがでしょうか。希望に合う物件に出会えれば、そのまま購入を進めた方が手間や時間は省略できます。また、実際にリノベーション済み物件を内見することで、自身のリノベーションプランに生かせるヒントが見つかるかもしれません。
「マンションリフォーム顛末記」その③ 完結編
7月中旬から始まった今回の自宅マンションの「住みながらリフォーム」も9月下旬ほぼ終了した。およそ2か月ちょっとかかった。
住みながらのリフォームは思っていたよりも日常生活への負担が大きかったが、得るものも沢山あったので、まあ、いい経験になったというところかな。
さて今回のリフォームのおさらいだが、リフォーム計画で目指したのは主に以下の5点。
・海辺のロケーションを生かして、もっと室内からの海の眺望を広げること
・リビング周りを広々使いたいのでLDKを中心とした間取に変更すること
・見せる収納(とっ散らかっている)から、隠す収納(スッキリ)へ変更すること
・将来売却、譲渡の可能性もあるので、オーソドックス(普遍性のある)な間取り、
壁紙、床、設備機器等にすること。
・リビングで音楽を聴けるようにすること(オーディオは私の狭い趣味部屋にしかないので)
※勝手に「サウンドインテリア」と言っている♫
結論から言うと、上記計画はまずまず叶えられたと思う。
それでは「住みながらリフォーム顛末記」の最終回を取りまとめたので(時間がかかった💦)お披露目(するほどでもないが)します😊。
<あらすじ>
リフォーム着手の最初の1週間程は寝室や水回り(キッチン除く)の工事だったので、自宅では生活できず、団地内のゲストルームを泊まり歩く流浪の日々。それなりに新鮮でまあまあ楽しかった(エアコンも使えたし)。しかし自宅に戻ってきたら、工事のため猛暑の中エアコンが使えない時期が1週間強あって、日中は夫婦とも仕事でいないからいいとして、夜帰宅してシャワー~食事~就寝まで扇風機をフル稼働しながらも汗だらだらで過ごしたので、かなり減量できた、というか、テキメン夏バテしたのである。
さらには、部屋ごとの家具や家電、その他家財を部屋ごとのリフォームの日程に合わせ室内で移動させていったので、それこそ引っ越しを数回経験したかのような疲労感も重なり、あげくに8月中旬から「腰部脊柱管狭窄症」を発症して、右の腰から脚にかけて痺れや痛みがひどくて、長く歩いたり座ったりができないというトホホな事態に!
現在はSUPの先輩が経営する整形外科医のクリニックでリハビリに励んでいて、痺れはなくなって少しは歩いたりできるようになった。
まあ、振り返ると、とにかく心身ともに大変だったのですよ💦
ではその体を張った渾身(?!)のリフォームの全貌をお伝えしよう(ビフォーアフター風に)😊
<リフォームの主な内容>
リビング 壁・天井のクロス、床の張替え
コンクリ直貼りの天井の下にさらに別の天井を作り、
調光タイプのダウンライトを埋め込み
ダイニング 娘が使っていた5畳ほどの洋室の壁・ドアを撤去し、ダイニングに変更
キッチン システムキッチンを入れ替え(タカラスタンダード)
※妻こだわりのタッチレス水栓
前面壁を撤去し、上記ダイニングと一体空間に変更
寝室 壁・天井・クローゼットのクロス、床のカーペットの張替え
西側・北側の窓に断熱窓を取り付け、遮光ロールカーテン設置
洋室(趣味部屋)壁・天井・クローゼットのクロス、床のカーペットの張替え
和室 壁・天井のクロス・襖の張替え、畳表張替え、出窓カウンター張替え、
ロールカーテン設置
廊下 壁・天井・クローゼットのクロス、床の張替え
バスルーム 取り換え(タカラスタンダード)
洗面所 洗面台取り換え(タカラスタンダード)
壁・天井のクロス、床シートの張替え、吊戸棚の設置(タカラスタンダード)
トイレ 壁・天井のクロス、床シートの張替え ※便器自体は数年前交換済み
玄関 壁・天井のクロス貼替え、シューズボックスのシート加工他
玄関収納 扉のクロス貼替え、扉の片側に鏡を貼って全身姿見に加工
全室 電気のスイッチとコンセントカバーをスクエアタイプに交換
リビング・廊下 ピクチャーレールを設置
※水回りにタカラスタンダード製が多いのは、妻の選択。マグネットが使えて便利、とのこと。同社のショールームには2回見学・打ち合わせに行き、他社のショールームも数か所見て廻ったので、私としては相当疲れた~、という記憶しかないが。
備考:廃棄したもの(他に断捨離も結構したと思う)
・寝室のエアコン+室外機1セット
・食器棚×1
・タンス×4
・スチール棚×2
・木製棚×3
・木製テーブル×1
・木製椅子×5脚
・キャンプ用品(テント、タープ他)一式 ※ランタン、折畳椅子除く
・アルミホイール×4(昔乗っていた車の)
※上記は業者さんに依頼
・キーボード
・昔使っていたダイニングの椅子
・雑多な観葉植物
・CDが読み込めなくなったCDレシーバー
・キャンプ用の2バーナー×2
・姿見(ガラス部分は処分して)
・和室用のローテーブル
他にもあったが思い出せない・・・
※上記はごみ処理場に持ち込んで廃棄
・大量の雑誌、本、衣類等(レコード、CDは捨てられなかった)は資源ごみとして団地の廃品回収に
以下、ざっくり今回の住みながら自宅リフォームのまとめです。
◎イマイチ(失敗した、かも)な点
・ダイニングの照明の位置がずれていた
→子供部屋に使っていた洋室をダイニングに変更し、壁側に折れ戸のクローゼットを作ったため、その分天井からの照明の位置がダイニングテーブルのセンターにこなくなって、急遽フックを取り付けようということになったが、不格好なので、結局照明を左右に動かせるダクトレールを設置して、無事テーブルのセンターに照明の取り付け完了。
※ダクトレールはネットで購入し、自分で取り付けた。
・洗面所に吊戸棚をつけたが、邪魔くさーい
妻がタオル類の収納にまあまあ奥行きのある吊戸棚を発注していて、取り付けたら壁からかなり出しゃばって頭をぶつけそうで、必要なかったかも(と言うと妻は怒る)。
・建具等の枠が「木」なので、焦げ茶色に経年変色していて、壁や扉などが新しくなって色味の落差が目立ってしまったので、主要なところはヤスリをかけてもらって元の地肌を見えるようにしてもらっていい感じに。しかし、他にもまだまだ細かなところがたくさんあるので、これからボチボチ夫婦二人でヤスリ掛けの休日を過ごすことになるであろう((´;ω;`)ウッ…
・西側の出窓のカーテンをやめて、ロールスクリーンにしたが、風が強い日に窓を開けているとポールの両サイドが壁や窓枠に当たってカタカタとうるさい。→対応検討中
・子供部屋をつぶしてダイニングにする際、ガス管などを覆う正方形状の「柱」は撤去できずに、キッチンやダイニングからの眺望を一部遮ってしまった(事前にわかっていたが・・)
◎良かった(成功した、かも)点
・LDが広く使えるようになって開放感が増した
リビングとダイニングが一体化し、さらにリビングと和室の間の壁や引き戸を撤去し、アコーディオンカーテンにしたので、全開すればLDKから和室の出窓越しに海や能古島が見えるようになった。→ 今回のリフォームの一番の希望がかなえられて大満足!
・キッチンと洗面所の2ウエイドアを生かしたら(今までは収納棚でふさがっていた)、
お風呂に入りながら(扉を開けると)LDK越しに南側(姪浜の街並み、背振山の遠景等)の眺望が開けた。→家事導線の確保を前提にしていたのだか、副次的にいい結果に。ラッキーだった!
・和室の窓寄りの天井に、物干しポールをぶら下げられるフック(吊るし棒は着脱式なので使わないときはスッキリ!)を設置したので、雨の日や風の強い日の室内干しが楽になった。
・寝室の北側と西側の窓に断熱窓(内窓)を取り付けた。冬場は結露がひどくて寒かったので、これからの季節が楽しみだ。助成金があって助かった。
以上、とりあえずリフォームは一段落したが、「部屋づくり」はこれからだ。楽しみでもあるが、なんだか面倒くさくもあるし。だいだい私はインドア派ではないので、家にいることはあまりない。とはいえ、どちらかと言えばテレビ大好きのインドア派の妻が快適に暮らせるようになれば、それはそれでいいことなのだ。
55インチのテレビをどこに置くかをめぐっては、「私は隅に追いやりたい、妻はどこにいてもテレビが見られるようにドンとリビングのセンターに置きたい」と未だに夫婦間の意見の合致をみないのだが、とりあえず暫定でリビングの隅に追いやっている。
<まとめ:雑感>
リフォームが終わってみると、実は、あまり感動はないのである。というのも徐々に仕上がってくる様子を日々見ているし、間取りを変えた個所は1か所だけだし、住みながらなので見慣れてきた、ということかな。しかしまあ、壁紙や床、設備機器が新しくなるということはいいことだ。まず気分がいいし、大事に使おう、これからはメンテナンスも怠らずにやろう、という気になる(今だけかもね)。
しかし、一方いままで使っていた家具・家電がピカピカの部屋に合わなくなって古臭く感じ、モーレツに買い替えたくなるし、柄にもなくインテリアも懲りたくなってくる。
一応リフォームは完了したが、目指す部屋にたどり着いたかと言えば、まだ道半ば、といった感じかな。取り合えずキャビネットの上に新調したCDレシーバーを置き趣味部屋でサブスピーカーとして使っていたBOSEをセットして、リビングでjazzやbossa novaを聴けるようになったので、これは満足♪(ソファに寝そべって聴いているとすぐに寝落ちするが)
○○風、というインテリアテイストにはしたくないが、願わくば「ハワイあたりの海辺のリゾートホテルのスタンダートタイプの部屋」風にはしたいなぁ(どんなん?!)、と、夢ばかり膨らむ今日この頃なのである。
◎追記:猛暑の中、リフォーム工事に携わっていただいたM社様、現場監督のKさん、大工及び職人の方々、ありがとうございました😊
「マンションリフォーム顛末記」3話 完。
福岡市の中古マンション、やはり価格上昇?!
◎高騰する福岡市の新築マンション
9月17日に発表された「2024年の地価調査(基準地価:7月1日現在、国交省まとめ)」によると、福岡圏では住宅地が3.8%、商業地が6.7%上昇。福岡市に限ると、住宅地が9.5%、商業地が13.2%上昇し、いずれも県庁所在地では全国トップの上昇率(2023年比)だそうです。
この地価上昇の背景は、天神エリアや博多駅エリアで進む再開発により、オフィス需要が高まると同時に、ホテルやマンションの建設用地を巡る開発業者の競合などが大きな要因だというのが業界筋の見立てのようです。そもそも福岡市は人口上昇率も全国トップクラスなので地価上昇のベースがあるともいえるでしょう。
このあおりをくらっているのが「実需」と言われる、一般の会社員や自営業者等の住まいとなる新築マンションなどの価格高騰です。特に福岡市では土地価格や人手不足などに伴う建築費の上昇で平均価格が5,563万円と、1年で約1,000万円も上昇した(不動産業界紙による)というから驚きです。低中価格帯の実需物件では購入をあきらめる人も出てきているといいます。
◎福岡市の中古マンションも価格上昇?
では新築マンションをあきらめた層が向かっていると思われる中古マンションの価格はどうでしょうか。やはりこちらも価格上昇しています。実際、福岡市の中古マンションの平均価格は、ある不動産ポータルサイトによると2010年には約2,200万円だったのが、2023年には約3,300万円に上昇しているんですね。
では実際、福岡市ではいったいいくらくらいの中古マンションが売れているのでしょうか?レインズ※の成約事例をもとに「売れ筋の価格帯」を調べてみました。エリアがピンポイントで恐縮ですが、個人的な興味もあるので、筆者が居住する西区愛宕浜のエリアの事例をご紹介します。
※レインズ(REINS)は、国土交通大臣指定の不動産流通機構が運営・管理している不動産流通標準情報システムです。
◎福岡市の中古マンションは買い時か?
西区の中古マンションの価格、いかがでしたでしょうか。タワーマンションを除けば3LDKや4LDKの中古マンションなら、手が届かないというわけでもなさそうですね。新築マンションの高騰に影響されて中古マンションも価格上昇していると言われますが、西区などエリアによってはまだまだ「買える物件」もあるようです。
このところ住宅ローン変動金利の上昇もありますが、それでもまだまだ低い方ですので、中古マンションの購入を検討されるのなら、今がタイミングなのかもしれません。
地価上昇の他にも資材費や労務費も上昇し、建築工事費は今後しばらくは下る見込みがないようですし。
<余談>
最近の新築マンションでは専有面積をこれまでより狭くして販売価格の上昇を抑えた物件が多く見られるようになりました。どうしても新築マンションが欲しい!という人は希望のエリアをあまり絞り込まずに探すか、小家族であれば立地のいい「コンパクトマンション※」の購入も視野に入れて探されてみてはいかがでしょうか。
※30~50㎡くらいの広さで1DK~2LDK程のマンションのこと。
やはりそれなりの広さが欲しいということであれば、築20年~30年前後の中古マンションなら、家族4人でも普通に暮らせる3LDK~4LDK(70~80㎡前後の専有面積)の物件が多くありますので、じっくり探せば気に入った中古マンションが見つかるでしょう。
リノベーションなどの大規模な改修をしなくとも、壁紙や床を張り替えたり、トイレ、洗面所・バスルーム、キッチンなどの住宅設備を新しくするだけで、気持ちのいい住空間をつくることができます。
実際、戸建てでも同じような状況であるらしく、広告クライアントの住宅会社のサイト運用担当から聞いた話では、注文住宅と同時に、分譲住宅や中古住宅も視野に入れて検討する人たちが増えているとのこと。
日本では昔から「新築信仰」がありますが、そろそろ「中古住宅」に目を向けてもいい頃かもしれません。地価も今ほど高くなかったので、立地も意外といいところがあったりするので、探し甲斐がありますよ。
いかがでしたでしょうか?中古マンションって、思っていたより良さげでしょう?
さて、この秋は私たち不動産エージェントと一緒に、中古マンション探索に出かけませんか? まずはお話をお聞かせください。あなたにおススメの物件、ご紹介します!