コラム
来年2026年4月(残り約3か月)までに、 福岡市内で中古マンション買って入居可能か?
来年2026年4月(残り約3か月)までに、福岡市内で中古マンション買って入居可能か?
今回は、不動産エージェントの現場感覚ベースで、「今から(〜3か月)でも現実的に狙いやすい福岡市内の中古マンションエリア」を整理します。
あくまで「出やすさ × 決まりやすさ × 子育て実需」のバランス重視です。
◇前提「狙いやすい」とはどういう状態か?
今回の前提条件は以下です。
・2026年4月まで残り約3か月で入居
・中古マンション
・子育て世帯(30〜50代)
・校区に“絶対条件”を置きすぎない
この条件下では
👉「人気ど真ん中」より「一段外した実需エリア」が成功確率の高い選択になります。
◇今からでも狙いやすいエリア例【福岡市内】
① 城南区(別府・茶山・七隈エリア)
✅なぜ狙いやすい?
・地下鉄七隈線沿線で都心アクセス良好
・中央区ほど価格が跳ねていない
・ファミリー向け70㎡前後の流通が比較的安定
▶向いているご家庭
・共働きで天神方面へ通勤
・校区は「評判が極端に悪くなければOK」
・築20〜30年も許容できる
👉中央区検討者の“現実的な着地点”になりやすい
② 早良区(原・原団地・有田・次郎丸周辺)
✅なぜ狙いやすい?
・大規模団地・マンションが多く供給量が多い
・学校・公園・スーパーが揃った生活圏
・価格帯が比較的読みやすい
▶向いているご家庭
・車移動前提でも問題ない
・子どもの生活環境を重視
・新築志向ではない
👉「子育て×価格×面積」のバランス型エリア
③ 西区(姪浜・下山門・今宿 ※駅距離に幅あり)
✅なぜ狙いやすい?
・地下鉄空港線直通で天神・博多へ1本
・築年数が経った物件も多く、価格調整が入りやすい
・同一マンション内で複数住戸が出ることも
▶向いているご家庭
・通勤1本を重視
・海・公園など環境面も重視
・リフォーム前提でもOK
👉「駅距離を少し妥協できる人」は一気にチャンス拡大
④ 東区(箱崎・名島・千早の一部)
✅なぜ狙いやすい?
・再開発エリアと既存住宅地が混在
・JR+西鉄+地下鉄の選択肢
・供給が継続的に出る
▶向いているご家庭
・博多方面へのアクセス重視
・校区を1つに固定しない
・多少の築年数は許容
👉「中央区からの横シフト」先として現実的
⑤ 南区(高宮・大橋・若久・野間)
✅なぜ狙いやすい?
・西鉄沿線で都心アクセス良好
・ファミリー向け中古の母数が多い
・価格と広さのバランスが良い
▶向いているご家庭
・天神・薬院方面勤務
・専有面積を確保したい
・校区に“最優先条件”を置かない
👉「70㎡以上を確保したい人」に特に向く
◇逆に「今からは覚悟が必要」なエリア(参考までに)。
・中央区(赤坂・大濠・警固・六本松の一部)
・城南区でも一部の人気校区限定エリア
・駅徒歩5分以内 × 築浅 × 予算上限ギリギリ
👉出ても即決勝負 or 競合前提になります。
◇3か月勝負のエリア選び・考え方のまとめ
・「住みたい」より「住める現実解」を先に決める
・校区・駅距離・築年数のどれかは柔軟に
・同一マンション内の別住戸も常にチェック
☆早く決まる人ほど、最初から“広めの網”を張っています。
次のステップとしておすすめなのは、
1️⃣ この中から「第一・第二候補エリア」を決める
2️⃣ そのエリアで「狙う築年数・価格帯」を決める
3️⃣ 住宅ローン事前審査+即決体制を整える
「今の市況(=3か月以内で決めたい買主が多い/人気物件は即消える)」という前提で、実際に“即決しやすい=勝ちやすい”中古マンションのタイプを、不動産エージェントの現場目線で整理します。
ポイントは
👉 「人気はあるが“全員が欲しがらない理由”が少しある物件」です。
◇今の市況で「即決しやすい物件タイプ」
① 築20〜30年前後 × 管理状態が良いマンション
✅なぜ即決しやすい?
・見た目の築年数で敬遠されやすい
・しかし管理が良ければ住み心地は安定
・価格が相場より冷静
✅見極めポイント
・修繕積立金がきちんと積み上がっている
・大規模修繕を定期的に実施
・共用部が清潔
👉 「築年数=古い」は不動産では誤解
👉 実需層には“狙い目の王道”
② 駅徒歩10〜15分 × フラットな道のり
✅なぜ即決しやすい?
・「徒歩5分以内」に人気が集中しすぎている
・10分超=一気に競合が減る
・ただし“坂なし”は評価が落ちにくい
▶向いている人
・子育て世帯
・ベビーカー・自転車利用
・雨の日の通学・通勤を想定できる人
👉徒歩距離を5分伸ばすだけで世界が変わる
③ 1階 or 低層階(特に専用庭・テラス付き)
✅なぜ即決しやすい?
・「上の階がいい」という固定観念
・実際は子育て世帯と相性◎
・価格が抑えめ
◎実務的メリット
・騒音トラブルが起きにくい
・ベビーカー・自転車が楽
・専用庭は“実質的な+α空間”
👉「子どもがいる今」に最適解なことが多い
④ 同一マンション内で複数住戸が出る物件
✅なぜ即決しやすい?
・選択肢が比較できる
・相場観が掴みやすい
・売主側も価格競争になりやすい
✅狙い方
・先に出た住戸を“基準”にする
・条件が少し劣る部屋は価格交渉余地あり
👉「マンション単位」で探すと成功率UP
⑤ フルリノベ前提 or リフォーム途中の物件
✅なぜ即決しやすい?
・手間を嫌う人が多い
・完成イメージが湧かない
・その分、競合が減る
▶向いている人
・入居前に1〜2か月余裕がある
・70点でOKと考えられる
・内装より「立地・管理」を重視
👉 中身は変えられるが、立地は変えられない
⑥ 売主が「住み替え・空室」になっている物件
✅なぜ即決しやすい?
・売主が早期売却を希望
・引渡し時期の融通が利きやすい
・価格交渉・条件交渉が成立しやすい
✅見分け方
・すでに空室
・引渡し「即可」「相談」表記
・ 内覧がいつでも可能
👉3か月勝負では最優先でチェック
逆に「即決しにくい」物件タイプ(参考までに)。
・フルリフォーム済 × 強気価格
・人気校区 × 駅近 × 築浅
・売主居住中で引渡しが先
・条件は良いが価格が相場上限
👉 競合前提・決断スピード勝負になりがち
☆3か月勝負での判断軸(超重要)
即決できる人は、この3つで判断しています。
1️⃣ 立地(通勤・生活導線)
2️⃣ 管理状態(マンションの健康)
3️⃣ 価格(相場より高くないか)
内装・築年数・階数は
👉後から慣れる/変えられる要素
☆エージェント的まとめ
・「完璧な物件」は今の市況では取りにくい
・7割良ければ即決できる物件タイプを知っている人が勝つ
・即決しやすい物件=後悔しやすい物件ではない
どうしても来年4月までに新居(中古マンション)に引っ越したい!
という方は、お早めにご相談ください。まだ間に合いますよ😊
https://fukuokarealestateagent.com/free/event
