コラム

2025-12-16 16:23:00

来年2026年4月(残り約3か月)までに、 福岡市内で中古マンション買って入居可能か?

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来年2026年4月(残り約3か月)までに、福岡市内で中古マンション買って入居可能か?

 

今回は、不動産エージェントの現場感覚ベースで、「今から(〜3か月)でも現実的に狙いやすい福岡市内の中古マンションエリア」を整理します。

あくまで「出やすさ × 決まりやすさ × 子育て実需」のバランス重視です。

 

◇前提「狙いやすい」とはどういう状態か?

今回の前提条件は以下です。

・2026年4月まで残り約3か月で入居

・中古マンション

・子育て世帯(30〜50代)

・校区に“絶対条件”を置きすぎない

 

この条件下では

👉「人気ど真ん中」より「一段外した実需エリア」が成功確率の高い選択になります。

 

◇今からでも狙いやすいエリア例【福岡市内】

① 城南区(別府・茶山・七隈エリア)

✅なぜ狙いやすい?

・地下鉄七隈線沿線で都心アクセス良好

・中央区ほど価格が跳ねていない

・ファミリー向け70㎡前後の流通が比較的安定

▶向いているご家庭

・共働きで天神方面へ通勤

・校区は「評判が極端に悪くなければOK」

・築20〜30年も許容できる

👉中央区検討者の“現実的な着地点”になりやすい

 

② 早良区(原・原団地・有田・次郎丸周辺)

✅なぜ狙いやすい?

・大規模団地・マンションが多く供給量が多い

・学校・公園・スーパーが揃った生活圏

・価格帯が比較的読みやすい

▶向いているご家庭

・車移動前提でも問題ない

・子どもの生活環境を重視

・新築志向ではない

👉「子育て×価格×面積」のバランス型エリア

 

 ③ 西区(姪浜・下山門・今宿 ※駅距離に幅あり)

✅なぜ狙いやすい?

・地下鉄空港線直通で天神・博多へ1本

・築年数が経った物件も多く、価格調整が入りやすい

・同一マンション内で複数住戸が出ることも

▶向いているご家庭

・通勤1本を重視

・海・公園など環境面も重視

・リフォーム前提でもOK

👉「駅距離を少し妥協できる人」は一気にチャンス拡大

 

 ④ 東区(箱崎・名島・千早の一部)

✅なぜ狙いやすい?

・再開発エリアと既存住宅地が混在

・JR+西鉄+地下鉄の選択肢

・供給が継続的に出る

▶向いているご家庭

・博多方面へのアクセス重視

・校区を1つに固定しない

・多少の築年数は許容

👉「中央区からの横シフト」先として現実的

 

⑤ 南区(高宮・大橋・若久・野間)

✅なぜ狙いやすい?

・西鉄沿線で都心アクセス良好

・ファミリー向け中古の母数が多い

・価格と広さのバランスが良い

▶向いているご家庭

・天神・薬院方面勤務

・専有面積を確保したい

・校区に“最優先条件”を置かない

👉「70㎡以上を確保したい人」に特に向く

 

◇逆に「今からは覚悟が必要」なエリア(参考までに)。

・中央区(赤坂・大濠・警固・六本松の一部)

・城南区でも一部の人気校区限定エリア

・駅徒歩5分以内 × 築浅 × 予算上限ギリギリ

👉出ても即決勝負 or 競合前提になります。

 

◇3か月勝負のエリア選び・考え方のまとめ

・「住みたい」より「住める現実解」を先に決める

・校区・駅距離・築年数のどれかは柔軟に

・同一マンション内の別住戸も常にチェック

 

☆早く決まる人ほど、最初から“広めの網”を張っています。

次のステップとしておすすめなのは、

1️⃣ この中から「第一・第二候補エリア」を決める

2️⃣ そのエリアで「狙う築年数・価格帯」を決める

3️⃣ 住宅ローン事前審査+即決体制を整える

 

「今の市況(=3か月以内で決めたい買主が多い/人気物件は即消える)」という前提で、実際に“即決しやすい=勝ちやすい”中古マンションのタイプを、不動産エージェントの現場目線で整理します。

ポイントは

👉 「人気はあるが“全員が欲しがらない理由”が少しある物件」です。

 

◇今の市況で「即決しやすい物件タイプ」

 ① 築20〜30年前後 × 管理状態が良いマンション

✅なぜ即決しやすい?

・見た目の築年数で敬遠されやすい

・しかし管理が良ければ住み心地は安定

・価格が相場より冷静

✅見極めポイント

・修繕積立金がきちんと積み上がっている

・大規模修繕を定期的に実施

・共用部が清潔

👉 「築年数=古い」は不動産では誤解

👉 実需層には“狙い目の王道”

 

② 駅徒歩10〜15分 × フラットな道のり

✅なぜ即決しやすい?

・「徒歩5分以内」に人気が集中しすぎている

・10分超=一気に競合が減る

・ただし“坂なし”は評価が落ちにくい

▶向いている人

・子育て世帯

・ベビーカー・自転車利用

・雨の日の通学・通勤を想定できる人

👉徒歩距離を5分伸ばすだけで世界が変わる

 

③ 1階 or 低層階(特に専用庭・テラス付き)

✅なぜ即決しやすい?

・「上の階がいい」という固定観念

・実際は子育て世帯と相性◎

・価格が抑えめ

◎実務的メリット

・騒音トラブルが起きにくい

・ベビーカー・自転車が楽

・専用庭は“実質的な+α空間”

👉「子どもがいる今」に最適解なことが多い

 

 ④ 同一マンション内で複数住戸が出る物件

✅なぜ即決しやすい?

・選択肢が比較できる

・相場観が掴みやすい

・売主側も価格競争になりやすい

✅狙い方

・先に出た住戸を“基準”にする

・条件が少し劣る部屋は価格交渉余地あり

👉「マンション単位」で探すと成功率UP

 

 ⑤ フルリノベ前提 or リフォーム途中の物件

✅なぜ即決しやすい?

・手間を嫌う人が多い

・完成イメージが湧かない

・その分、競合が減る

▶向いている人

・入居前に1〜2か月余裕がある

・70点でOKと考えられる

・内装より「立地・管理」を重視

👉 中身は変えられるが、立地は変えられない

 

 ⑥ 売主が「住み替え・空室」になっている物件

✅なぜ即決しやすい?

・売主が早期売却を希望

・引渡し時期の融通が利きやすい

・価格交渉・条件交渉が成立しやすい

✅見分け方

・すでに空室

・引渡し「即可」「相談」表記

・ 内覧がいつでも可能

👉3か月勝負では最優先でチェック

 

逆に「即決しにくい」物件タイプ(参考までに)。

・フルリフォーム済 × 強気価格

・人気校区 × 駅近 × 築浅

・売主居住中で引渡しが先

・条件は良いが価格が相場上限

👉 競合前提・決断スピード勝負になりがち

 

☆3か月勝負での判断軸(超重要)

即決できる人は、この3つで判断しています。

1️⃣ 立地(通勤・生活導線)

2️⃣ 管理状態(マンションの健康)

3️⃣ 価格(相場より高くないか)

内装・築年数・階数は

👉後から慣れる/変えられる要素

 

☆エージェント的まとめ

・「完璧な物件」は今の市況では取りにくい

・7割良ければ即決できる物件タイプを知っている人が勝つ

・即決しやすい物件=後悔しやすい物件ではない

 

どうしても来年4月までに新居(中古マンション)に引っ越したい!

という方は、お早めにご相談ください。まだ間に合いますよ😊

 

https://fukuokarealestateagent.com/free/event